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担当者スペシャルインタビュー

第2回「投資の一歩を踏み出すコツ」公益債券で資産運用をはじめよう
わたしがお答えします! 毛利 仁美 投資信託営業部

人生100年時代といわれている中、お金にも長生きしてもらおうという発想から資産運用の重要性が高まりつつあります。投資の初心者にもわかりやすい「DWS グローバル公益債券ファンド」で、資産運用の一歩を踏み出すコツについて投資信託営業部 毛利仁美にインタビューしました。

毛利 仁美 投資信託営業部

資産運用全般について

Q1. 資産運用を始めるタイミングはいつが適切ですか?

A1. 「勉強してから」や「余裕資金が出来たら」と、なかなか投資に踏み出せない方が多いと思いますが、まずは、始めようと思った時が適切なタイミングと考えます。相場を見ながら「今だ」と思った時に投資するのも慣れると一つのやり方にはなりますが、初心者にとってそのタイミングを掴む事は難しいですね。少額からでも時間を分散しながら、コツコツ投資をしていく方が初めての場合はハードルが低いでしょう。投資は時間を味方につけることで価格変動リスクが抑えられますし、特に債券に投資するファンドでは金利収入の積上げ効果が期待できます。つまり、「相場観」や「資金」が十分に備わるのを待つよりも、始めようと思ったタイミングで1日でも早く始めることが、長い目で考えるとおすすめです。

Q2. 投資信託を選ぶ際は、何を基準に選ぶのが良いでしょうか?

A2. 「投資信託」と一口に言っても、様々な種類があります。その中で、まずは値動きの大きさに目をむけ、どれだけ変動を受け入れられるか、ご自身のリスク許容度を知る必要があります。現在、公募投信は6,000本以上ありますが、基本的には地域と資産クラス(株式、債券、REITなど)に沿って分類されています。この組み合わせによって、ある程度のリスク度合いが決まってくるので、まずは地域と資産クラスを決めることが第一歩です。例えば先進国より 新興国、債券より株式の方が一般的に値動きは大きくなりますので、新興国の株式は資産クラスの中では 相対的にハイリスク・ハイリターンと言えるでしょう。一方で先進国の債券は相対的にローリスク・ローリターンと言えます。あるいは株式と債券が一つのファンドに組入れられている、いわゆるバランスファンドと言われているファンドも増えています。
販売会社のホームページには投資信託ごとのリスクを ランク付けして掲載している場合がありますので、参考にしてみて下さい。中核となるような資産は債券でリスク度合いを低めにし、プラスアルファ部分を株式等でリターンを追及していくのがポートフォリオの組み立て方として王道と言われています。ご自身の投資金額とリスク許容度によってポートフォリオの配分を決定するのが良いと思います。

Q3. 購入後の値動きが気になります。どんなことに気をつければよいでしょうか。

A3. 投資信託はその特性上、リアルタイムで値動きが表示されるものではありません。また基本的に長期保有することが前提とされています。 確かに市場は常に変化しますが、運用のプロであるファンド・マネジャーが銘柄選定や運用手法を投資者であるお客様に代わって行います。したがって日々の値動きを過剰に追うのではなく、長い目で付き合うことが大切であると考えます。運用報告書が運用会社から大体半年毎に送られてきますので、そのタイミングでファンドの状況を確認するのも良いでしょう。また、新聞やニュース等で情報収集し、ファンドを取り巻く環境を理解することも、投資知識を深めるという意味では非常に有効です。

DWS グローバル公益債券ファンドについて

Q4. DWS グローバル公益債券ファンドの魅力について教えて下さい。

A4. 高い信用力を持つ堅実な資産を、相対的に高い利回りで保有できることが当ファンドの魅力です。公益企業は電力、ガス、水道など社会のインフラを支える企業ですので、業績が景気動向に左右されにくく、業態の安定性からデフォルト(債務不履行)率が低いことが特徴です。このような信用力の高い公益企業が発行する債券への投資を通じ、先進国国債と比べ相対的に高い債券の金利収入をコツコツと積上げる堅実な資産運用を目指しています。元々、当ファンドは2008年の金融危機により、投資家がリスクに対して敏感になる傾向が見られ、ファンドの安定性・信頼性のニーズの高まりを受けて誕生しました。相場の変動性の高まる局面でも、安心してお持ちいただける堅実な運用を目指します。

Q5. 現在、世界的な長期金利上昇局面ですが、公益債券にどのような影響を与えますか?

A5. 長期金利の上昇は一般的に債券価格の下落要因となります。一方で、金利が上昇した場合、金利収入は増えますのでファンドの組入れ銘柄の利回り改善につながります。過去の長期金利上昇局面をみても、価格は一時的に下落しますが、その後中長期的には相対的に高い利回りに支えられ、トータルリターンで見ると右肩上がりの推移を続けています。つまり中長期的な視点で見れば、金利の上昇はプラスの作用をもたらすという側面もあります。

Q6. どのような人におすすめのファンドでしょうか。

A6. 当ファンドは資産運用がはじめての方でもシンプルで分かりやすく、安心して中長期でお持ちいただけるファンドです。堅実で安定性の高い資産であることから、どのような方にもコア資産としてポートフォリオの中心に据えていただきたいファンドです。また、株式ファンド等、変動性の高い資産との持ち合わせは一定程度リスクを低減する効果が期待され、資産運用の「攻め」と「守り」の両立を実現出来ることから、おすすめです。

Q7. 投資家の皆様へメッセージをお願いします。

A7. 人生100年時代と言われている中、長期的な資産形成の必要性が高まってきています。現在日本では低金利が続く一方で長期的には物価は上昇傾向にあり、預貯金だけでは実質的な資産価値が目減りしてしまうということも懸念されています。このような、「リスクを取らないリスク」も意識しなくてはならない時代、投資信託は有効な資産運用の一つであると考えます。投資信託は資産運用に馴染みのない方でも少額から分散して投資を行うことを可能にした金融商品です。その中でも、安定性が高く相対的に高い利回りが享受できる当ファンドを、是非皆様のコア資産として長期的な資産形成にご活用いただければ幸いです。

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