公益債券Q&A

金利と債券の関係、為替ヘッジなどについてご紹介します。

こちらのページでは、金利と為替の関係、為替ヘッジのしくみ、毎月分配型と年1回決算型の違いなど、今さら聞けない!?

金融ワードについて分かりやすく解説しています。

「金利と債券の関係」について

Q.金利の上昇・下落はファンドの基準価額にどう影響するの?

債券価格と金利は逆の動きをするシーソーの関係になるため、市場金利が上昇すると債券価格が下落し、基準価額のマイナス要因となります。反対に、市場金利が下落すると債券価格は上昇するため、基準価額のプラス要因となります。

Q.市場金利が上昇すると、どうして債券価格が下がるの?

「市場金利上昇 → 債券価格下落」 、「市場金利低下 → 債券価格上昇」となるのはなぜでしょう?債券の価格は金利の動きと大きく関係があります。市場金利が上昇すれば、これから発行される債券の表面利率も上昇します。すると、低い表面利率の債券に投資する魅力がなくなり、買い手が減るため債券価格は下落します。

逆に、市場金利が低下すれば債券価格は上昇します。これは、これから発行される債券の利率が下がることになれば、高い表面利率の債券の魅力が高まり、買い手が増えるためです。

買ったときよりも債券価格が下落しているとき、つまり金利が上昇しているときに途中売却すると元本割れの可能性があり、債券価格が上昇しているとき(金利が下がっているとき)に売却すれば利益を得る可能性があります。



金利と債券価格の関係(イメージ図)

「為替ヘッジ」とヘッジコスト・プレミアムについて

Q. 「為替ヘッジ」の仕組みが知りたいです。

為替変動によるリスクを予め低減する仕組みが「為替ヘッジ」です。

為替は変動するため、将来どのような為替レートになるかは誰にも予測できません。「為替ヘッジ」とは、ファンドの基準価額が為替変動の影響を大きく受けないよう、為替変動リスクを低減させる仕組みのことです。為替ヘッジでは一般的に「為替予約」という方法が用いられます。海外の株式や債券など、外貨建資産に投資する段階で、将来の換金時における為替レートを確定することにより、為替変動の影響を低減する仕組みです。



為替変動と為替予約



なお、為替ヘッジにはコストが発生する場合があります。たとえば、米ドル建資産に投資する場合で考えてみましょう。米ドルの金利は、現在日本円金利より高く、米ドルを持っていた場合に得られる金利が日本円の金利より高いため、通貨の交換をする2者間に不公平が生じないよう、その金利差をヘッジコストとして支払わなければなりません。一般的に、円とヘッジ対象通貨との金利差等が反映されたものがヘッジコストとなります。



ヘッジコストとは

Q. 「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」のメリット・デメリットについて教えてください。

将来的に為替が円高に動いた際の為替差損を最小限に抑えたい、為替の変動に左右されずに、外貨建資産の利回りを大きく損なうことなく安定した運用を目指したい、という方には「為替ヘッジあり」をご検討いただけます。

一方で、現在の為替水準を投資機会と捉え、円安が進んだ際に円安メリット(為替差益)を享受したいとお考えの方には、「為替ヘッジなし」をご活用いただけます。



「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」のメリット・デメリット

「毎月分配型」と「年1回決算型」って何が違うのでしょうか?

ファンド運用によって得られた収益を、分配するタイミングが異なります。

投資信託の分配金とは、株式や債券により得た収益を投資家の保有口数に応じて分配するものです。当ファンドでは、毎月決算を行い、原則として収益分配を行う「毎月分配型」と、年1回決算を行い、原則として収益分配を行う「年1回決算型」からお選びいただけます。それぞれの特性を理解し、ご自身に合った分配方針を選ぶことが大切です。

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【毎月分配型】 Aコース(為替ヘッジあり) Bコース(為替ヘッジなし)
【年1 回決算型】 Cコース(為替ヘッジあり)Dコース(為替ヘッジなし)

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