投資の一歩を踏み出すコツ

公益債券で資産運用をはじめよう

新NISAが導入され、若年層をはじめ投資を始める人が増えています。投資の初心者にもわかりやすく、親しみやすい「DWSグローバル公益債券ファンド」で資産運用の一歩を踏み出すコツを投資信託営業部 西野 圭がお届けします。

資産運用全般について

Q1:資産運用を始めるタイミングはいつが適切ですか?

「勉強してから」や「余裕資金が出来たら」と、なかなか投資に踏み出せない方が多いと思いますが、まずは始めようと思った時が適切なタイミングと考えます。相場を見ながら短期的な投資のタイミングを掴む事はプロでも難しいですね。少額からでも時間を分散しながら、コツコツ投資をしていく方が初めての場合はハードルが低いでしょう。価格は日々動いているので、たとえば一定額を毎月投資するようにすれば、価格が高いときには少なく、低いときには多く購入することができるため、価格の動きを安定させることができます。特に債券に投資するファンドでは、金利の収入を受け取ることができるので、時間をかけることでその積上げ効果が期待できます。つまり、「相場観」や「資金」が十分に備わるのを待つよりも、始めようと思ったタイミングで1日でも早く始めることが、長い目で考えるとおすすめです。

Q2:投資信託を選ぶ際は、何を基準に選ぶのが良いでしょうか?

「投資信託」と一口に言っても、様々な種類があります。その中で、まずは値動きの大きさに目を向け、どれだけ変動を受け入れられるか、ご自身のリスク許容度を知る必要があります。現在、公募投信は6,000本近くありますが、基本的には地域と資産クラス(株式、債券、REITなど)に沿って分類されています。この組み合わせによって、ある程度のリスク度合いが決まってくるので、まずは地域と資産クラスを決めることが第一歩です。例えば先進国より新興国、債券より株式の方が一般的に値動きは大きくなりますので、新興国の株式は相対的にリスクが高いと言えるでしょう。一方で先進国の債券は相対的にリスクが低いと言えます。あるいは株式も債券も含めて一つのファンドに組入れる、いわゆるバランスファンドと言われているファンドもあります。証券会社や銀行などの販売会社のホームページには投資信託ごとのリスクをランク付けして掲載している場合がありますので、参考にしてみて下さい。

投資の中核となるような資産は債券でリスク度合いを低めにし、プラスアルファ部分を株式等でリターンを追求していくのが資産構成(ポートフォリオ)の組み立て方の王道と言われています。ご自身の投資金額とリスク許容度によってポートフォリオの配分を決定するのが良いと思います。

Q3:購入後の値動きが気になります。どんなことに気をつければよいでしょうか。

投資信託はその特性上、リアルタイムで値動きが表示されるものではありません。また基本的に長期保有することが前提とされています。確かに市場は常に変化しますが、運用のプロであるファンド・マネジャーが、投資者であるお客様に代わって銘柄選定や投資配分の決定を行います。
名前の通り、信じて託す商品なので日々の値動きを過剰に追うのではなく、長い目で付き合うことが大切であると考えます。販売会社や運用会社のウェブサイトには、投資に関するはタイムリーな情報が提供されており、新聞などのメディアと合わせて情報収集し、ファンドを取り巻く環境を理解することも、投資知識を深める上でも非常に有効であると思います。

DWS グローバル公益債券ファンドについて

Q4:DWS グローバル公益債券ファンドの魅力について教えて下さい。

高い信用力を持つ堅実な資産を、相対的に高い利回りで保有できることが当ファンドの魅力です。公益企業は電力、ガス、水道など社会のインフラを支える企業ですので、業績が景気動向に左右されにくく、業態の安定性からデフォルト(債務不履行)率が低いことが特徴です。このような信用力の高い公益企業が発行する債券への投資を通じ、先進国国債と比べ相対的に高い金利収入をコツコツと積上げる堅実な資産運用を目指しています。

元々、当ファンドは2008年の金融危機後、投資家がリスクに対して敏感になる中で、安定性・信頼性がある資産へのニーズの高まりを受けて誕生しました。相場の変動性が高まる局面でも、安心してお持ちいただける堅実な運用を目指しています。

Q5:現在、先進国では金利上昇局面が落ち着き、利下げが視野に入っていますが、公益債券にどのような影響を与えますか?

長期金利の上昇は債券価格の下落要因です。一方で、金利が上昇した場合、金利収入は増えますのでファンドの組入れ銘柄の利回り改善につながります。さらに、中央銀行の利上げが一巡し、今後利下げが実施されれば、債券価格の上昇も見込まれますので、金利収入・価格上昇の両面から債券投資にとって良い局面と考えられます。

Q6:どのような人におすすめのファンドでしょうか。

当ファンドは資産運用がはじめての方でもシンプルで分かりやすく、安心して中長期でお持ちいただけるファンドです。公益債券は堅実で安定性の高い資産であることから、どのような方にも保有資産の中心に据えていただきたいファンドです。
また、株式ファンド等、値動きの大きい資産と組み合わせて持つことで一定程度リスクを低減する効果が期待され、資産運用の「攻め」と「守り」の両立を図る上でおすすめです。

Q7:投資家の皆様へメッセージをお願いします。

現在日本ではインフレの回復が軌道に乗りつつあり、長い間続いた金融緩和が終わりを迎えようとしています。インフレ環境では預貯金だけでは実質的な資産価値が目減りしてしまうおそれがあります。
このような「リスクを取らないリスク」が意識される時代には投資を通じた資産形成が有効だと考えます。投資信託は資産運用に馴染みのない方でも少額から分散して投資を行うことを可能にした金融商品です。その中でも、安定性が高く相対的に高い利回りが享受できる当ファンドを、是非皆様の資産運用の中心に据え長期的な資産形成にご活用いただければ幸いです。

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ファンドのリスク、費用等は以下のリンクからご覧いただけます。

【毎月分配型】 Aコース(為替ヘッジあり) Bコース(為替ヘッジなし)
【年1 回決算型】 Cコース(為替ヘッジあり)Dコース(為替ヘッジなし)

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