オルタナティブ投資

実物不動産、インフラ資産、リートや上場インフラ、コモディティなどの流動性を有する証券まで多岐にわたり投資ソリューションを提供

約1,260億ユーロ

グローバルにおけるオルタナティブ運用資産残高 [1]

50年

運用実績

約60%以上

2017年のGRESB1にて「Green Star」評価を取得したファンド(運用残高ベース) [2]

概要

DWSグループは、約8,331億ユーロの運用資産残高を誇る世界有数の資産運用会社です。うち約1,260億ユーロをオルタナティブ資産で運用し、その投資対象は実物の不動産やインフラ資産等のプライベート資産から、不動産やインフラ資産等に依拠する上場リート等、コモディティなどを裏付け資産とした流動性を有する証券まで多岐にわたり、約50年の実績に基づきお客さまに運用ソリューションを提供しています。

DWSの不動産・インフラ運用における進化  

ドイツ銀行とRREEF(リーフ)社の歩み


DWSはドイツ銀行の資産運用部門の一角として1970年に不動産運用を開始し、その後モルガン・グレンフェル社(1989年)やバンカース・トラスト社(1999年)の買収を通して、投資地域や運用戦略の充実・拡大を進めて参りました。そして2002年には、米国におけるプレゼンスと運用能力の強化を目的に、RREEF(リーフ)社を取得しました。

現在では、不動産とインフラ資産の運用業務をDWSオルタナティブ部門の中心に据え、世界中のお客様のために、実物の不動産やインフラ資産のみならず、上場株式の不動産やインフラ資産への運用を行っております。

商品ラインナップ オルタナティブビジネスの三本柱

実物不動産

  • 経験豊富なチーム:50年の投資実績
  • グローバルプラットフォーム:世界24都市で450人以上の従業員が従事
  • 顧客数:500社以上の機関投資家

実物不動産投資へのアプローチ


我々は投資家の皆様にコア戦略やバリューアド戦略等に基づく不動産への投資機会を、株式や債券と同様に提供しています。

45年以上にわたって培ってきた不動産投資のプラットフォームとアプローチにより、DWSは世界最大級の不動産運用会社の1つに位置づけられています。

私たちの使命は、優れた長期的なリスク調整後リターン、利回り向上の機会、資本の保全、そして投資分散を実現することです。規律ある投資プロセスを通じて競争力のある持続可能なリターンを追求し、厳格なライフサイクル・アプローチで投資テーマと投資戦術を特定し、投資実践とともにモニタリングも行っていきます。投資プラットフォームにおける様々な主体が、投資プロセスにおいて積極的にインプットを提供します。

実物インフラ

-104件のインフラ投資の歴史を有する

-49件の投資案件が現在運用中

-ロンドンを中心に欧州に専任のプロフェッショナルチームを有する

実物インフラの台頭


DWSのインフラ投資事業は、世界最大級のインフラ投資運用会社として、業界で最も長い実績を誇っています。バス・空港・港湾・鉄道等の交通セクター、再生可能エネルギー、データセンターなどの経済インフラに投資し、その際にエクイティやデットの形態、リスク・リターン、地域の枠等を超えた多様な戦略を提供しています。

これまでDWSのインフラ投資事業は欧州のインフラ民営化、高速道路、機関車リース、空港への大規模投資などを中心に、世界各地で画期的なインフラ取引に携わってきました。地理的には特にオーストラリア、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスにおいて主要な投資実績を有しています。

LRA(Liquid Real Asset)

-全世界で350億ユーロの運用資産残高を有する(2022年3月31日時点)

-30名以上の投資スペシャリスト

-上場インフラでNo3の規模を有する

LRA*(Liquid Real Assets)の特徴


不動産やインフラへの投資は、通常、多額の投資と長期の投資期間が必要です。このような投資ソリューションを、流動性が高く、容易に取引可能な戦略として実現することができる資産が、 LRAです。

LRAの具体的な例としては、上場リート、上場インフラ株式、上場コモディティ関連株式、コモディティ先物といったものがあります。これらを通じて、投資家は本来流動性の低い実物資産である不動産、インフラ資産、コモディティなどへの投資が可能となります。

DWSは、LRAで最大級の運用会社の1つであり、その運用資産は約350億ユーロに上ります。資産の大半は、上場インフラ株式と上場リートに投資されています。また、米国では、その他の実物資産や金・貴金属などのコモディティへの投資も行っています。

*LRA: Liquid Real Assetの略。上場リート、上場インフラ株式、上場コモディティ関連株式、コモディティ先物等、実物資産への実質的な投資を、相対的に高い流動性と低額の投資金額で可能にする金融商品をLRAと当社で定義。

グローバルなリサーチ体制に裏付けされた実物資産のパフォーマンス実績

実物資産の投資プロセスの一翼を担い、運用実績を支えるグローバルなリサーチ体制


①グローバルに展開する(7拠点)、実物資産におけるリサーチ・ストラテジー体制
■不動産リサーチ部門のアジア太平洋統括拠点が日本にオルタナティブ調査部として存在

②市場を牽引する実物不動産・インフラ資産における調査分析能力・体制

③対外的なアカウンタビリティを有し、運用プロセスに組み込まれたリサーチ・ストラテジー業務

アジア太平洋不動産リサーチ・チームでは、以下のレポートを執筆・発行しています。

Asia Pacific Real Estate Strategic Outlook(機関投資家向け、英語、年2回発行)※グローバルサイトへ遷移します。
国内不動産マーケットレポート(機関投資家・個人投資家向け、日本語、年2回発行)

執筆者 小夫 孝一郎

オルタナティブ運用部長、不動産統括責任者 兼オルタナティブ調査部長、アジア太平洋不動産リサーチヘッド

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その他の関連情報

1. 2022年9月30日時点

2. Global Real Estate sustainability benchmark

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