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2020年6月

原題:Passive Investing 2020


レポートの要約



投資ポートフォリオにおける気候変動への取り組み

DWSがスポンサーを務める英CREATE-Research社「パッシブ投資レポート(第3版)」では、地球温暖化問題に焦点を当てています。当調査では、世界20地域の運用資産2.25兆ユーロにおよぶ131の年金基金に対して、以下の2つの質問を投げかけました。(1)パッシブ投資に基づくポートフォリオ全体をどのように拡大していくのか。(2)どのように、あるいはどの程度、気候変動リスクをパッシブ投資ポートフォリオや将来の投資計画に織り込んでいるのか。


調査の要点

パッシブ投資が一定の地位を確立した現在では、気候変動関連を含むテーマ投資にも調査の範囲は及んでいます。 回答した年金基金のうち、

- 約90%はパッシブ投資の中でも株式投資を選好。(70%は伝統的な時価総額加重平均のインデックスファンド)

- 27%はスマートベータのアロケーションが今後3年間に年率5%以上で増加すると見込む。

- 57%はESG投資のアロケーションが今後3年間に年率5%以上で増加すると見込む。

- 26%はパッシブ投資のうち15%以上を気候変動関連の投資に充てている一方で、56%は依然として気候変動関連の投資を全く行っていない。

- 65%は今後3年間に気候変動関連のパッシブ投資のアロケーションを増加させる予定。

- 70%は気候変動関連の投資を行うアセット・マネジャーの選定の際に、「グリーン投資」の実績を考慮。



パッシブ投資はコア・ポートフォリオに位置づけられており、テーマ型のパッシブ投資は拡大の見込み

回答した年金基金のポートフォリオの31%を占めるパッシブ投資は、過去2年間で僅かながら減少しました。新型コロナウイルスは伝統的なインデックスファンドにも影響を及ぼしましたが、ポートフォリオ全体の縮小に伴って、ETFやスマートベータや分別口座を通じたパッシブ投資の割合は増加しました。株式への依存度は増加し、現状では回答した年金基金の89%が株式パッシブに投資している一方で債券パッシブに投資している基金は50%に留まります。また、投資タイミングを図るより投資を続けることが重要との考えから、保有期間は長くなる傾向にあります。現在、パッシブ投資はバイ・アンド・ホールド投資と平均回帰の原則を重視する分散ポートフォリオにおいて、アクティブファンドと同等の位置を占めるようになりました。

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