#1 市場とマクロ経済
株式独り勝ち時代の終了 - 債券の復活
足元で資本市場に転換期が訪れようとしているかもしれません。株式の代替として債券が本格回帰するとは、数カ月前まで誰も予想しなかったことです。
DWSチーフ・インベストメント・ストラテジストであるビヨルン・ジェシュは次のように述べています。「過去数週間の利回りの急上昇を受けて一定の債券は非常に大きな魅力を取り戻しつつあります」。
しかし、債券市場のボラティリティは引き続き高止まりする見込みです。
「債券がさらに売られるようなことになれば、債券市場に参入する好機が巡ってくる可能性も否定できません」とジェシュは述べています。いずれにしても、株式に替わるものがない状況が長期間続いていましたが、それは終わりを迎えました。
それにもかかわらず、ここ数週間の調整を経て、一定の株式には依然として投資機会があります。
ジェシュは次のように付け加えています。「ボラティリティの高さや実質利回りの急激な上昇はこのまま続くことはないでしょう。ここで方向性が変われば、価格は下支えされるでしょう」。しかし、不確実性が株式市場を支配しているというのもまた真実です。
さらに詳細な内容と、下記資産クラスの足元の投資環境と今後の見通しにつきましては、
こちらよりレポート全文(PDF)をご覧ください。
#2 株式: 2022年初頭よりはチャンスがあるが、不確実性が高い
#3 債券: 欧州社債が中期的に有望
#4 通貨(ユーロ/米ドル):
短期的にはユーロへの圧力が若干弱まる
-中期的には米ドルが引き続き強い見通し
#5 オルタナティブ資産(金):
長期的には価格上昇の大きなチャンス
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