#1 市場とマクロ経済
底からの復活- しかし自己満足すべき時ではない
第2四半期の経済成長率は悲惨なものでした。ユーロ圏では、前例のない前期比12.1%減となりました。米国では、経済の落ち込みは前期比9.5%減でした。この数字は概して驚くべきものではありません。今後の行方だけが、今の株式市場にとって価値があるのです。現在、世界中で経済の回復に向けた有望な兆候が数多く見られます。
経済成長の先行指数の1つであると一般的に見なされている購買担当者指数(PMI)の上昇にも、この点が表われています。
しかし不透明感は依然として高いままです。新型コロナウイルスの感染者数の増加をうけて、社会活動や経済活動が再び厳しく制限される可能性があります。経済成長の柱の1つである消費者信頼感が伸び悩むかもしれません。問題が解決したとみなすにはまだまだ時期尚早です。
さらに詳細な内容と、下記資産クラスの足元の投資環境と今後の見通しにつきましては、
こちらよりレポート全文(PDF)をご覧ください。
#2 株式:
自己満足に陥る危険性
#3 債券:
躍進が続くマイナスの実質利回り
#4 通貨(為替レート):
ユーロの上昇は続かないだろう
#5 オルタナティブ投資(金):
天井知らずの上昇が続く
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