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2021年1月25日

【ニュースリリース】DWSとWWFの調査が浮き彫りに:もはや水資源リスクを無視できる状況にない

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※当資料は、DWSグループが2021年1月20日に発表したニュースリリースをドイチェ・アセット・マネジメント株式会社が翻訳したものです。

DWSは、世界最大の独立した環境保全団体である WWF (世界自然保護基金)と共同で、水資源のリスクと機会をより的確に捉えた上で投資行動に活かすことの重要性を強調した新しい調査報告書を執筆しました。水資源リスクの重要性は、世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表している「グローバルリスク報告書」でも明らかにされています。

DWSとWWFは、水資源リスクに対処するためには包括的なアプローチが必要であるという認識を共有しています。政府、監督当局、規制当局による強力で野心的な政策が求められ、それによってこの分野へ変革をもたらすことができる規模の投資資金につなげるための経済的インセンティブを創り出すことが必要です。これは、資金調達の規模を拡大し、ESGへの社会的な関心の高まりを好機ととらえる上でも重要なことです。

WWFならびにDWSのリサーチ責任者であるフランチェスコ・クルトは、上記の理由を次のように説明しています。

  • 社会と経済に壊滅的な影響を及ぼす可能性: 現在、世界で7億8,500万人が、飲用に適した基本的な水源を持たず、20億人が基本的な衛生設備を利用できていません。劣悪な衛生状態が原因となり、2017年には約160万人が亡くなっています。さらに、世界の河川、湖沼、湿地帯の環境が引き続き悪化し、水資源にかかる圧力が持続的に対応できる水準を超えた場合、2050年までに世界の人口の52%、GDPの45%、そして穀物生産の40%が高い水資源ストレスに直面すると推定されています。
  • 水資源リスクに対処しなければ、将来のパンデミック(感染症の世界的大流行)リスクが増大: 気候変動と自然災害の危機に対処できなかった場合、水資源危機の深刻化により、動植物の生息環境の加速度的な破壊や、自然環境の復元力低下を引き起こし、ひいては将来のパンデミックリスクを増大させることになります。
  • 我々は潜在的な水資源の危機への備えがほとんどできていない: WEFは、2012年から2020年までのグローバルリスク報告書の中で、「水資源リスク」を影響度別リスクの上位5つのうちの一つに挙げてきました。2021年の報告書においては、水資源リスクを内包する多くのリスクが、可能性と影響度の両面で上位を占めています。にもかかわらず、それに対処するための行動は気候変動リスクへの対処に比べてはるかに限られています。 このような状況の中、WEFは毎年のグローバルリスク報告書の中で感染症やパンデミックの危険性を継続的に指摘してきましたが、2020年に発生した新型コロナウイルスに対しては、世界の大部分は全く準備ができていませんでした。このことは、リスクを特定するだけでは不十分であり、備えと管理がより重要であることを示しています。

DWSとWWFが共同執筆した調査報告書は以下のリンクより全文をご覧いただけます。
Water risk: what COVID-19 has taught us about ignoring systemic risks and what to do about it(英語)

当ニュースリリースの原文(英語)はこちら



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